今日はマングローブ生態系保護の国際デー、そして画像はアラブ首長国連邦にあるジュベイル・マングローブ・パークです。この国は、高温の砂漠気候により、自然植生は疎らですが、マングローブはその過酷な環境の中でも生息しています。また、塩生植物で、最大で 90% もの塩分を取り除くことができる、驚くべき適応能力を持っています…

マングローブは、浸食や嵐の高潮を防ぐほか、魚、甲殻類などに隠れ家を与えるなど、重要な役割を果たしています。しかし、各地でマングローブの破壊が問題になっています。マングローブ林の減少速度は非常に早く、過去 40 年間で、その半分が失われたとされています。この問題に対処するため、国連は「マングローブ生態系保護の国際デー」の制定や資金提供など、保全に取り組んでいます。