エル・カズネ, ヨルダン ペトラ (© WitthayaP/Shutterstock)
これはエル・カズネ、ヨルダンのペトラという遺跡にある精緻な建築物です。その名前はアラビア語で「宝物殿」を意味し、ナバテアの王アレタス 4 世がここに埋葬されたと信じられています。ペトラは砂漠で囲まれ、1812 年にスイスの探検家ヨハン・ルートヴィッヒ・ブルクハルトによって再発見されるまで、地元の人々だけが知っている秘密の場所でした…
エル・カズネは、約 2000 年前にナバテア人によって砂岩から彫り出されました。二本の巨大な柱が道を彩り、高さ 43m にも及ぶ壮大なファサードには神話上の生き物などの姿が、彫刻で表現されています。その優れた彫刻技術と建築知識は、当時のナバテア人の驚異的な才能を示しています。