クリスマスマーケットに並べられた手作りトムテ
農家や家畜を守る精霊トムテは、現代では、クリスマス飾りとして人気があり、文学やメディアにも頻繁に描かれています。
今日の画像は、北欧の伝承に登場する「トムテ」。地域によっては「ニッセ」とも呼ばれる、家に宿る精霊・妖精です。家事や収穫、家畜小屋の世話を引き受けてくれるほか、宿った家の穀物や干し草の量を増やし、一家を繁栄させてくれると考えられていました。基本的には、子供ほどの身長で長いひげを蓄え、グレーの服と赤い帽子を被っているとされています…
トムテは、繁栄をもたらす存在ですが、ご褒美を与えないとその繫栄が失われるとされていたため、好物であるおかゆを定期的に、特にクリスマスの時期に供える習慣がありました。この習慣から、トムテは北欧のクリスマスデコレーションに欠かせないキャラクターとなり、現代では愛らしい人形やオーナメントとして世界中で人気を集めています。