勇者たちの誇りを刻むお城
ここはチットールガル城。インド・ラージャスターン州にある同国最大級の城の一つです。広さはおよそ 2.8km² で、標高約 180m の険しい断崖の上に築かれています。城内には、4 つの壮大な宮殿、19 の寺院、20 の貯水池、4 つの記念碑などが今も保存されています…
この城の名を広めたのは、幾度もの戦いと悲劇の歴史です。9 世紀にメーワール王国の首都となりましたが、14 世紀にはハルジー朝、16 世紀にはムガル帝国のアクバルによって攻撃を受けるなど、幾度も激しい戦いの舞台となりました。男性が戦場で命を落とすと、城に残された女性や子供たちは、戦士たちの死を悼み、火に身を投じるという悲劇的な選択をしたと伝えられ、またその数は一万人を超えるとも言われています。